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葬儀後の手続きまとめ

葬儀の後にも様々な手続きや法要が残っています。
一つ一つがお気持ちを整理する上でも、とても大切な事ですが、事務手続きが負担になるようなら、代行してもらっても良いでしょう。

目次

初七日前後:お礼状の作成と挨拶回り

弔電・香典・供物・供花のお礼状

弔電をいただいた方,また遠方からの会葬者や香典・供物・供花を送っていただいた方にお礼状を出します。
葬儀をお知らせできなかった方へのご連絡もしたいものです。

葬儀後のあいさつ回り

葬儀でご迷惑をかけた隣近所からあいさつを始めます。
自治会長をはじめ葬儀委員長やお世話になった世話役の方へのご挨拶は翌日でもいいのですができればその日のうちにご挨拶にうかがいお礼をのべましょう。このときに菓子折などを持参しても良いでしょう。
また、できるだけ早い機会に、あいさつ回りを兼ねて故人の勤務先を訪ね、私物の整理、退職金の手続きなども行います。
また、町内によってはご挨拶とお礼の方法にある程度の決まり事をもうけ遺族の負担にならぬように配慮されている場合もございます。世話役代表の方におたずねするか弊社担当者にご相談下さい。

初七日後:生命保険などの手続き

生命保険

故人が生命保険に加入していた場合は、保険会社に連絡し保険金を受け取る手続きをします。
死亡後2ヶ月以内に支払請求をするための「死亡保険金請求書」を送って貰い所定事項を記入し必要書類を添えて提出しましょう。申告は死亡後2年以内となっています。

【必要書類】
保険証券・死亡診断書・被保険者除籍抄本・受取人の戸籍抄本と印鑑証明など。

年金

条件を満たせば年金を受け取ることができます。

【遺族厚生年金】
故人が厚生年金に加入していた場合、在職中の死亡であれば勤務先で手続きをしてくれます。
すでに退職し老齢年金を受給しているのならば、住所地の社会保険事務所で手続きを行います。

【遺族基礎年金】
故人が国民年金に加入していた場合、住所地の役所で手続きを行います。
受給者の条件に応じて、遺族基礎年金・寡婦年金・死亡一時金などのいずれかが支給されます。

埋葬料

【健康保険(社会保険)】
埋葬料として、5万円が支給されます。
また、死亡によって権利を失うので、遺族はすぐに国民健康保険に加入しましょう。

【国民健康保険】
役所で申請すると3万円から7万円が支給されます。

高額医療費(高額療養費)

国民健康保険でも社会保険でも健康保険を利用した医療費の自己負担分が一定額を超えた時は高額医療費と言って超えた分の金額が払い戻される事になっています。
自己負担で払った医療費の領収書が必要になりますので必ず保管しましょう。
領収書の日付から2年以内に申請しなければなりません。
(現在では、「限度額適用認定証」を受け、支払い前に医療機関に提出している人は、限度額以上の支払いをしなくて良いことになっています。)

労災保険

業務上もしくは通勤途上の傷病で死亡の場合は労災保険から[葬祭料]が支給されます。
申請先は所轄の労働基準監督局です。

四十九日前:忌明け法要の準備

位牌の準備

葬儀の時に使用した白木の位牌は、葬儀後しばらく後飾りの祭壇に安置します。
そして、四十九日の忌明けまでに本位牌(塗りの位牌)を用意します。
また、納骨後白木の位牌は、菩提寺に納めます。
その代わりに、僧侶に開眼供養をしてもらった本位牌を、自宅の仏壇に安置します。

仏壇の準備

仏壇の種類は、金仏壇(檜や杉などを使い漆を塗り金箔仕上げを施したもの)や唐木仏壇(黒檀や紫檀などで作られたもの)などに大きく分けられます。
そして、台付型仏壇や上置き型仏壇などの形があります。
また、宗派・予算・住宅事情が仏壇を購入するうえでの重要なポイントとなります。
開眼供養などは宗派によって異なりますのでお寺様とご相談下さい。

忌明け法要の準備

【日時の決定】
日時を僧侶、親戚と相談します。早めに行うことは良いとされ日曜・祭日などに行うことが多いようです。

【招待の範囲】
招待者を確定します。一周忌までは、親戚や近親者だけでなく故人の友人・知人なども招待します。

【会場の決定】
自宅・寺院・会館などで行います。最近では、ホテルなども利用されるようになりました。

【法要の案内】
自宅・寺院・会館などで行います。最近では、ホテルなども利用されるようになりました。

【打ち合わせ】
主にご僧侶との打ち合わせになります。具体的な事項として、日時の確認・お布施などがあります。

【料理の準備】
供物・供花(価格、数量)の手配や、会食 の料理・返礼品(価格、数量)の手配も行います。

香典返し

香典返しは一般に「半返し」と言われ、香典の金額の1/2~1/3くらいの日用品などを贈るのが一般的なようです。
時折香典袋の中に「香典返し不要」と書いてある人がいます。
こういう人には変に気を遣ってお返しをするとかえって失礼に当たります。お礼状だけ送るようにしましょう。
会社から複数の人たちが香典をくださる事がありますが、一般的にはこういう場合は香典返しは行いません。

四十九日:忌明け法要と納骨

法要の進め方

僧侶入場→読経→焼香→法話→会食「お斎」
法要の後は、会食をし、故人の生前をしのび、なごやかなひとときを過ごします。
最後に、返礼品やお供物を分けてお渡しします。そして、僧侶にはお布施をお渡しします。

墓地と墓石

墓地には寺院墓地、公営と民営の霊園墓地などがあります。
また、石材はみかげ石といわれる花崗岩がよく使われます。
建墓は、費用と時間を要しますので専門家へ相談してみるのが良いでしょう。

納骨式

納骨の時期に決まりはありませんが、一般的に、四十九日の法要のあと行われることが多いように思います。
骨壷をカロートに納め、卒塔婆を墓石の後ろに立て、生花や線香を墓前に供えます。
そして、僧侶が読経し、参列者が焼香をします。

形見分け

形見分けの品物としては、洋服・和服・時計・バッグなどがあります。
何を誰にあげるのか、よく考えて形見分けをします。
また、目上の人には失礼になるので、とくに要望がない限り、形見分けを行わないのがマナーです。

半年以内:税金と相続など

所得税の確定申告

確定申告をしていた人が亡くなった場合、相続人が故人に代わって、亡くなってから4か月以内に確定申告をしなければなりません。
この申告を準確定申告といいます。

医療費控除

準確定申告するにあたり、年間医療費が10万円以上の場合、医療費控除が適用されます。
また、原則として領収書が必要となります。

相続の協議

故人の遺言があれば、それに従って遺産を分割しますが、遺言がない場合には、相続人同士の話し合いで遺産分割協議書を作成します。
相続人全員が同意すれば、必ずしも法律に定められた相続の割合に従う必要はありません。
しかし、協議がまとまらない時は、法律で定められた比率で遺産を分割します。
また、相続を放棄することもできます。

相続税の申告と納付

故人から相続した財産には、相続税がかかってきます。
相続税の申告は、税務署に被相続人が亡くなった翌日から10か月以内に行います。
遺産の評価や相続税に関する事項は、不動産鑑定士や税理士及び弁護士などの専門家に相談する事をおすすめします。
そして、金銭で納付するのが原則ですが、物納という方法もあります。

名義変更

遺産分割の方法が決まったら、相続財産の名義変更が必要となります。
名義を変更しなければならないものは、不動産・自動車・電話加入権・預貯金などがありますす。

一周忌までに:初盆と喪中ハガキ

新盆

故人の死後、はじめて迎える盆を新盆といいます。
お盆は、7月または8月の13日~16日で、この期間に先祖の霊が家に帰ってくると信じられています。
新盆の供養は、親戚・近親者・友人・知人を招き、精霊棚を設け、生花や野菜・果物を供え、提灯を灯します。
初日の夜には迎え火を行い、最後の日には送り火が行われます。

一周忌

四十九日の忌明けのあとは、百か日法要、そのあとは年忌法要となります。
法要の準備として、日時の決定、招待者の確定、会場の決定、法要の案内、お布施、供物・供花の手配、料理・返礼品の手配などがあります。

喪中ハガキ

喪中に控えるべきことのひとつに年賀状があります。
12月初旬までに、年賀欠礼のハガキを投函しましょう。

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