吉祥の葬儀:費用について



葬儀の費用・規模・形式について


お供え物・オブジェ

葬儀の費用は、その規模や内容・形式と密接に関わってきます。 左図にあるとおり知らせる範囲が広がることで葬儀の規模も大きくなり必要になるものも変わってきます。
従来のご葬儀では家族や故人の希望とはうらはらに、交友関係の広さが葬儀の規模に大きく影響し、その内容や形式についても家族の希望や故人の遺志が尊重されるのはごくわずかな部分でしかなかったように思います。
最近では、お知らせする範囲をあらかじめ家族で話し合い、その規模を縮小し火葬だけをすませる、あるいは家族だけで見送るといったケースも少なくありませんし、無宗教での葬儀やお別れ会といった葬儀の形式においても多様化しています。
消費者の葬儀に対する多様化はこれからもますます大きなものになるでしょう。
葬儀費用についても祭壇費用一式○○円、セットプラン○○円といった従来の物販と同じご提案だけでは今後多様化する消費者のご要望にお応えすることが難しくなると考えています。
弊社では、そのような消費者の希望にお応えするために、商品とサービスのあり方を徹底的に見直しました。
それぞれのご事情に合わせた「ひとり一人にあたたかいお葬式のご提案」を考えています。


もしもの時に最低限必要なものって何だろう?

さて、お葬式に最低限必要なものをあげるとすれば何があるでしょうか?
どんなご家庭であっても、家族に不幸が訪れれば、火葬だけはしなければなりません 。
荼毘(ダビ)に付す(火葬する)ことだけを考えれば、
① お棺 ②火葬場に搬送する車 ③火葬料金。
この3つだけは最低限必要となります。
これにくわえて、病院からの搬送が必要か?安置場所は必要か?といったものはそれぞれのご事情によって変わってきます。
私たち葬祭業者の仕事はこれらを消費者にわかりやすくご説明し、商品の提供をはじめ、手配・手続きを行い最後まで責任をもってプロデュースすることにあります。
弊社では、お棺・搬送車といったそれぞれの商品の価格と、提案・手配・手続きなどの施行管理(プロデュース)に関する価格を明確にしています。
これにより、お棺だけのご提供も行えるようにいたしました。


家計からいくらでるのか?消費者の目線にたった見積と提案

インターネットの普及で葬儀に関する情報も公開されてきたとは言っても消費者にとってはまだまだわかりずらいと言えます。
サービスの内容や商品が本当に必要なものなのか?はたして提示された金額が高いのか安いのか?を消費者が自身で判断できるものではありません。ましてや、心の部分のサービスは金額で計り知れないものがあります。
葬儀費用の説明の中で、
「葬儀社への支払い」+「実費費用」+「御布施」=「総費用」
と言われますが、消費者にとってはどこに支払おうが結局家計からいくら出るのかが問題なのです。
どの葬儀社も「うちは安いですよ。」と口で言いますが、安いか高いかは、葬儀社が判断することではありません。
この「総額=家計からいくら出るか?」あるいは「いくらでおさめるか?」をご家族とご一緒に考えることが私たちの役目だと考えています。


セットプランと基本プラン

多様化する消費者のニーズに応えるため弊社でもいくつかのプランをご用意しています。
豊富なプランでご紹介しているものは、弊社では基本プランと呼んでいます。
基本プランとは規模に応じて必要最低限なものだけを組み込んだプランです。
このサイトの豊富なプランに紹介していますが、火葬プランの場合、お棺28080円+ドライアイス8640円+寝台霊柩車12960円+枕飾り15120円+施行管理費32400円で合計97200円となります。
家族葬Aでは、祭壇リース料として32400円と施行管理費が64800円となり合計157500円の基本料金です。
個々の価格を明確にすることによりどのようなご意向にもそえるようにいたしております。
セットプランはこの定価をもとに、必要であろう項目と生花アレンジなどをセットしたもので、見積時点でお客様に直感的にわかりやすくしたものです。事前相談や見積時点でパンフレットなどをご覧いただきながらご提案していますが、このホームページでも随時ご紹介していきますので、実際の施行実績のページと合わせてご参考いただければ幸いです。
基本的にはどちらも同じ内容ですし不要なものがあればお引きいたしますので無駄がありません。


積立金と会員割引って・・・?

事前相談にこられるお客様から、会員登録したら安くなりますか?と言われることがあります。
弊社では、残念ながら会員募集はおこなっておりません。
互助会や葬儀社にとっては顧客の囲い込みといった面でのメリットがありますので多くの業者が会員制を行っています。
しかし、いわゆる会員価格と一般価格の差額はその葬儀社独自で設定したもので、お葬式には定価というものがありません。
つまり、その葬儀社あるいは互助会に依頼するとなれば会員でなければ損をするというだけで、どこよりも安くお葬式ができると言うわけではないといえます。
食品や衣類などの生活用品であれば、同じ商品で他社との定価の比較もできますし、店側にとっても、多少割り引いても毎日ご来店いただけるお客様を増やすことで、大きなメリットとなります。
しかし、お葬式はそういうわけにはいきません。
お客様から大手互助会の見積を見せていただく機会も多くありますが、葬儀社の見積に比べて割引率ばかりが目につきとても複雑な見積書になっています。
(この際、割引の金額は一切見ない方がわかりやすい・・・。)
けっして大手互助会を非難するわけではないのですが、割り引いた後の金額が普通の金額になっていると考えて良いと思います。
弊社では、お客様がご相談しやすいようにと匿名でのご相談・お見積を行っています。
会員制はとっておりませんが、ご縁のあるすべてのお客様が会員様だと考えています。




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